★年を重ねることの美しさ!
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★延命治療
★医療は、本人の自己決定だが、コロナ恐怖で、里帰りした高齢者が入院したと相談があった。
★幸せの家・ありがとうにも来所されたが、とても元気な高齢者の方でしたが、・・・。 その帰り道、大きな病院のビルに、入院可能とあり、里帰りの機会の健康診断をと希望入院をした。 しかし、次の日、家族が訪れると、鼻腔栄養と点滴や導尿などの管に繋がれ、寝たきり状態となり、話せなくなっていた。その上、コロナの事で、面会禁止とのこと。 ★都会暮しをしていただけに、とても素敵な方で、しっかりした元気な方だったが、老後の暮らす場所を治療の場の病院を選択したのは、なぜだろうか。 住み慣れた都会から、安心した暮らしを望み生まれ育った徳島に帰り・・・・。 ★まだ、元気な方達に延命治療を・・・進めたのだろうか? 30年程前は、私達、医療職も死の儀式の様に、延命治療が普通の事として行われ、苦しみの中で命を終える方達を見てきた。それは、古い時代で、死も人任せだったが・・・。 ★私の姉達と暮らしていた両親も、延命治療に苦しみ、両親とも最期は、嫁いだ私の家を希望し、静かな終末期を過ごした。が、まだまだ、死期について、自己決定をしていない方達は多い。・・故郷に帰り、突然、そんな苦しい事になろうとは、思いも寄らなかっただろう。 しかし、終末期についての医療を自己決定をしていない事が、本人の責任だろうか?・・・・。 穏やかな看取りについて、看護や介護を受け終末期を看取ることは、人の尊厳を守ることで、そのことが、看取る者の尊厳も守る。 ★ 2020、9、10 魔法の言葉 ~ありがとう~ を添えて! 2833 |